鼻水がのどに流れたりしませんか?
- 鼻水がのどに流れる
- いつも鼻炎に悩まされている
- のどがイガイガする
- 咳が長引いている
- のどがいつも痛い
- 長く話していると咳が出る
- いつも痰がからむ
- のどに違和感がある
◆ 副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻につながっている副鼻腔の中に炎症をおこすものです。後鼻漏の原因としては最も多い疾患となります。副鼻腔内にどろっとした鼻水がたまり、副鼻腔から鼻へ、そして喉へと鼻水が流れます。
◆ 急性・慢性鼻炎
いわゆる風邪ですが、ウイルスや細菌が鼻に侵入するとそれを排除するために鼻水が多くなります。
最初は、さらさらとした鼻水ですが、体内の白血球という、体を守っている細胞がウイルスや細菌と戦うことでどろどろとした鼻水、黄色い鼻水、緑色の鼻水などになって鼻から喉へ落ちる量が増えます。
◆ アレルギー性鼻炎
ホコリや花粉などのアレルゲンが鼻に侵入すると、それを排除しようと働きます。これがアレルギー反応といわれ、鼻水がたくさん産生されます。
鼻水が多くなることで喉に落ちる(つまる)鼻水の量も増えてきます。
鼻の中は粘膜で覆われており、一日に2~6リットルほど粘液が作られています。これにより粘膜を常に湿った状態に維持しています。
粘膜の表面には線毛という、目に見えない小さな毛が生えていて、粘膜の表面にある粘液を鼻からのどへ落おとします。
そして、ウイルスや細菌などをこの粘液で捉えて鼻からのどへ、そして胃へと流すことで体は守られています。
また、この時期は乾燥で粘液が少なくなり、粘液が濃くなることで、のどのイガイガや不快感を感じることが多くなります。
さらに、粘液が少ないことで、直接粘膜からウイルスや細菌などの侵入が増え、炎症を起こすことで副鼻腔炎だけでなく、様々な疾患に発展することもあります。
今年は特にインフルエンザも流行しています。
後鼻漏の改善とともに、胃腸機能を高め、粘膜を強くすることは重要ですね!